やっと、来てくれた人に対して恩返しができるLIVEができた!
ちゃんとした音質、演奏、ステージング、LIVE・・・
これがLIVE!
もちろん、今までのメンバーも最高だし、最高のLIVEを求めてやってきているが、とにかく今回が俺が本来やりたいLIVE。
2019/2/9 もはやホームグラウンドとなったGIGS YOKOHAMA TSURUMI
元ZIGGYのGuitarist:松尾宗仁さんと共演できるイベント
”松尾宗仁ROCK’N’ROLLクリニック IN横浜 AT GIGS YOKOHAMA TSURUMI”
に出演。
憧れの人と同じPlayerとして会うことができた最高の1日だった!!!
そして去年の秋から続いてきた一連のLIVEがひととおり終わり、俺にとってやっと年末年始が来た感じがする。
今更だが去年から音質にこだわり、ライブ毎に色々悩みながらやってた。
BASSだけの音質を良くしても、結局オーディエンスに与える感動は少ない。
DrumもVocalもだが、特にGuitarとBASSの音質をうまく合わせて、同じ曲でも音圧でオーディエンスに”肌で感じる凄さ”を味わってもらいたい。
そして今回一緒にやれることになったのがTAPPAくん!
LIVEまで
1月に入ったリハの1発目で・・・
「やったね!」
一緒にいたDA-KANEもK1も「これだよね!」とw
去年色々やっていた中で、BASSの音質は高域(5KHzあたり)を減らし、ミッドを強調する感じにしてた。
一昨年までの俺の音質と真逆にいく流れだったのだが、TAPPAくんとやってBASSが聴こえなかった。
要は俺のBASSの音に”抜け”が無いから。
そこで前までのセッティング、いわゆるドンシャリに戻す。
実際、高域は前以上に上げてみた。
したら、音に張りが出て、TAPPAくんのGuitarの音と、大樹のキレがあるDrumの音と相まって最高に迫力がある音圧のBANDになった!
そんなわけでリハの時から自信満々だったんだが、さらに音を良くしようとワイヤレスを購入。
というのも、最近のワイヤレスはシールドを使うより音がいいという情報も多く、たまたま行った楽器屋の店員も「BASSも大丈夫です!」と薦めてきたので。
まあ、前のBLOGにも書いたが、このワイヤレス買うにもバタバタがあったけど、準備万端で当日を迎えられる!はずだったw
が、天気予報で”雪”
当初は気温が低いだけかと思ってたが、
・だんだん芝生にうっすら積もる
↓
・アスファルトにうっすら積もる
↓
・5~10cm積もる
おひっ!どんどん予報が悪くなっていくジャンか!?
『来てくれる人たちが少なくなるなぁ』と残念だったが、『忘れられない1日になる!』と気を取り直しポジティブに考えるようにしたw
前日は最後のチェックのためBASSを弾いて、早くも遅くも無い時間に寝る。
当日
そして当日。
家を出る直前まで雪が降ってなかったのだが、出発時間に雪が降り始める。
入り時間ピッタリにLIVE HOUSEに着くも寒くてねぇw
リハが始まり、対バンのPlayを観る。
こういう特定のBANDをカバーするイベントは初めて出たのだが、どの曲もZIGGYなので聴いていて楽しいw
そして俺らの番。
久々だったなぁ。
対バンのメンバーさん達が『おっ?』という感じで聴いてくれるの。
自信はあったが、やはり聴いてくれる人たちの反応で答えが分かるよな。
PAやってくれたS口さんにも感謝!
DI使わず、ヘッドアンプから直でPA卓に送るという、若干ややこしいオーダーに毎回対応してくれて感謝ですmm
てか、リハで俺だけ個人名で呼ぶんじゃねぇ!w
俺たちのリハが終わって、お待ちしてました!
松尾宗仁さんのリハ!
ZIGGYの曲は出演する俺たち他のBANDに任せて、ご自身はSNAKE HIP SHAKESの曲をPlay。
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普通にリハからじっくり聴きいってしまう!w そして、そんな素敵な松尾宗仁さんBANDを観るDA-KANEくんw #live #リハ #gigsyokohamatsurumi
一昨年握手してもらったり一緒に写真を撮ってもらったりした時に、人柄が優しいことは感じてたが、リハも凄く丁寧で、それでいて格好良くて・・・
とにかく紳士!
宗仁さんのリハが終わり、いい加減俺らも腹減ってたのでメシを食いに出る。
1時間くらいして戻ってアコギの練習w
今回、前から1度やってみたかった立奏用のスタンドにGuitarを置いて弾く、ということをやってみた。
TAPPAくんという最高のGuitaristの前で弾くのは緊張するのだが、チャンスがある今回だからこそ敢えてチャレンジ!
”明日やろうは馬鹿野郎”の精神で、やりたいことをやってきた!
とはいえ、初のことだしエレキじゃなくアコースティックなので、ミスるんだよなぁ・・・。
10回中、5回か6回しかうまくいかなかったので、本番前に嫌というほど同じフレーズを弾き続けたw
で、本番45分前くらいからBASSを弾きこもうと思った時に、宗仁さんが楽屋に登場!
俺はLIVEが終わった打ち上げの時に少しお話できればな?と思っていたのだが、大樹がぶっこんでったw
というわけで俺も便乗しw、 用意していたZIGGYのスコアにサインをしてもらったw
で、みんなで記念撮影!
本番前にイッキにテンション上がり、BASSも思ったより弾けなかったので、『これ、力強い空振り三振するパターンか!?』と思いながらスタンバイするw
本番
そして、ついに来た本番!
今回のセットリストは大樹が満を持して決めたもので、SEもCDで用意し、それに合わせてBANDが始まる演出だった。
PAに向けて俺が手を上げて、客電が落ちてスタート!
と思いきや、待てど暮らせどSEが流れない。
大樹の所に行き、
俺「どうする?始める?」
大樹「いけるかPAに聞いてみよう」
俺「マイク通して?」
大樹「うん」
あ、はい、『聞くの俺なのね?君もヘッドセットマイクで聞けるのに』と思いながらw、PAに聞くと、
「CDを読み込まないんですよ。」
というわけで、急遽SE無しでスタートすることになったw
ちなみに俺たちのLIVE前後の転換時も、持ってきたZIGGYのCDをかけていた♪
そんなこんながあってもしっかりPlayすれば問題無し!
↓セトリはこちら↓
HOT LIPS
イントロ、BASSがメロディアスなフレーズを弾くんでテンション上がりやすいんだが、シミュレーション通り落ち着いて始めた。
BAND全体の音圧があるから、無理せず普通に弾いているだけでオーディエンスに感動を伝えることができるから、俺自身にも余裕ができる。
そして、1曲目から上手(ステージ向かって右側)のTAPPAくんの所に行ってしまうことにより、初めて一緒にやるTAPPAくんとコミュニケーションを深める。
何の打ち合わせもしてないが、K1とはあうんの呼吸でポジションチェンジをスムーズに。
こういうステージングしてると、どんどんアッパーになるんだよな俺w
今回Drumの下手側にチャイナがあったので、普通にBASSを弾いていると大樹を見れないので、若干しゃがみこんでのぞき込むw
とはいえ、大樹とはBEAT感が近いので、何も考えずBASSを弾けるんだけどw
そして、ZIGGY大好きなオーディエンスのパワーがさらに俺を勇気づける!
メッチャありがたかったし、だからこそ余計にしっかりPlayし、より盛り上がってもらおうと思う。
いつも来てくれる人たちの顔もしっかり見えてるし、珍しく最前ではなく後ろの方で聴いてくれているのも見えてたぜ。
・BASSをしっかり弾く
↓
・LIVE HOUSE全体が盛り上がる
↓
・俺のテンションも上がる
↓
・さらにBASSをしっかり弾く←これが今まで難しかったw
↓
・ステージングにもキレが出てくる
という良いスパイラルが生まれ、本当に楽しかった!
今回のポイントは”緊張感”
リハの時からそれぞれの音が凄いので、否が応でも緊張しないと置いてかれるからな。
やはりレベルが高い、というのは重要。
自分に甘えないし、よりしっかり弾くためには『どうしたらいい?』と考えるし。
必然的に練習も増えるし。
SWEET SURRENDER
イントロ、Aメロのベースラインが腕の見せ所なのと、サビのアクセントで体を動かしやすい曲。
BASSソロもあるが、俺としてはBASSソロという捉え方はしていなくて、単純に曲を若干落ち着かせるところだと感じている。
からの、TAPPAくんの熱いGuitarソロ!
この曲では、なみへいくんからもらったストールが想定通りほどけて、いい感じに衣裳にアクセントが出た♪
BIRDS ON STRINGS
珍しくK1とMCについてチラッと相談し、ほぼリハ通りの流れで曲に入る。
俺はとにかく大樹とタイミングを合わせることを意識・・・、しようと思ったら勝手に合ってたw
LIVE HOUSEでのサウンドチェックでは、ずれまくっていたのだが、さすが俺たちだなw
あ、あと俺はこの曲だけPICKではなく、指弾きしている。
大樹としては、俺にZIGGYのLIVE Ver.の弾き方をして欲しかったらしいのだが、俺はアルバムに入っている原曲の優しい感じが好きなので、音も、弾くフレーズもLIVE Ver.より少し柔らかめにさせてもらった。
そして、最後のアコギ。
ま、多くは語るまい。みんなの拍手が俺に感動を与えてくれたよ!
928
まさかこの曲をやるとはなぁ。
わけあって、『この曲は絶対やらないだろうなぁ?』と思っていたのだが、やってみたらメッチャ楽しかったw
恐らく、今回のLIVEの中で一番勝手に体が動いちゃった曲。
大樹のセットリストの良さだな!というか、ZIGGYのセットリストの良さか?
TAPPAくんのボトルネック奏法が気持ちいい!
事前リハではボトルネックを忘れて、マイクスタンドを使ったんだが、本番でやってもらうの忘れたw
ちなみに、俺はBASSソロ以外は、センターに立つ時も必ずDrumの真ん前は避けるようにしている。
俺、なんて優しいのだろう!!!
俺の見どころは、腕をぶん回して弾くところだね。
イントロ終わりと、Guitarソロ終わり♪
SING MY SONG
もうオーディエンスが主役の曲。
俺らはそれを支え、最高の曲にしていくだけで、何もしなくてOK!
最高のSING MY SONGをありがとう!!!
そして、K1がTAPPAくんに歌わせてるのを、本番中は知らんかったw
これ、いいね!
それゆけ!R&R BAND
SING MY SONG終わりで、俺にちょっとしたハプニングがあってからのイントロ。
すぐ気づく大樹はさすが!
TAPPAくんにアイコンタクトで「一緒に前出るぜ!」ということで、イントロで2人そろって前に出る!
TAPPAくんと、こういうことやれたのも本当楽しかった!
そして、俺にコーラス歌わせてくれず、客にマイクを向けるK1
それ、正解!w
2Aで俺は少しBASS(低音)をブースト。
若干、もの足りなく感じていたんでね。
そして、TAPPAくんのところへ膝すりスライディング。
比較的俺はやることが多いんだが、TSURUMIは段差があるから一歩間違うと膝をぶつけるのよね・・・。
この曲の最後には投げるPICKが無くなって、足元に落ちていたPICKを弾いてエンディングを迎える。
今回、マイクスタンドにつけてあるピックホルダーに目一杯PICKを詰め込んだのにな。
詰め込み過ぎたおかげで、HOT LIPSの時はPICKを2枚ずつ取ってしまい邪魔になるという・・・。
さらに、そのおかげで1枚PICKを投げたのにPICKで弾き続けられるという離れ業ができたがw
お待たせしました。そんな当日のLIVEを、出し惜しみせずフルでお見せします!
てか、お見せできちゃいます!!!
MOVIE by DA-KANE
いつも動画撮影から身の回りのことwまでTHANK U!
とにもかくにも、寒い中、来てくれたみなさん!
本当にありがとうございましたmm
だけど、「来た甲斐があった」というLIVEを届けることができたと思います。
LIVE中に「あのBASSやべぇ!」という声も聞こえたぜ!
THANK U!!!
そして、照明のスタッフも最高だった!
ZIGGYファンなのかな?てくらいタイミングバッチリ!
マジで今後も今回のTSURUMIのスタッフでやってもらいたい!
もぎりのスタッフも、カウントダウンに引き続き寒い中、入口で本当にありがとう!!!
最高のLIVEをやったのなら、あとは飲みながら対バンさんのPlayと松尾宗仁さんのLIVEを楽しむだけ♪
ホールでウォッカトニックを飲みながら楽しんでいると転換時に声をかけられた。
「プロですか?」とか、ここには書けないが本当に色々ありがたい言葉をいただいた。
こういう声、前はけっこうもらってたんだけどなぁw
やはり、ここ最近どこかで妥協しながらLIVEをしていたのかも知れない。
聴いてくれる人がいるから俺らはやれるけど、聴いてくれる人の気持ちを動かすのは、”ただ単にPlayすればいい”ということではない。
GuitarやBASSをうまく弾くというのは当然だが、音質も重要。
てか、音圧。
特にGuitar。
宗仁さんもトークセッションで言ってたが、「歪ませ過ぎ」。
より遠くに音を飛ばすには歪ませず、抜けを良くする。
そのことにより、音がクリアに届き、より人の気持ちに刺さる。
ありがたいことに、今回BASSの音をNo.1と言ってもらえたり、No.1のBANDと言ってもらえたりしたので、ここ数年悩んでいたことを実現できたのが本当に嬉しかった。
K1、大樹、そして初めて一緒にSTAGEに立ってもらったTAPPAくん。
本当に一緒にやらせてもらえて感謝!!!
そして、今回も来てくれたみんなに、やっと久々に俺が味わってもらいたかったBANDの音を聴いてもらうことができてホッとした。
次回も今回の音を聴いてもらうぜ!
やっと俺に軸ができた感じ。
一度迷うとなかなか抜けられなくなるが、しばらくは自分の耳に安心してPlayできそうだ!
Thanks a lot for coming our live!!!
LIVE後
宗仁さんのトークセッションとLIVEが良かったのは言うまでもなく、トークセッションではありがたい話や裏話、LIVEは格好良い曲からメロウな曲まで、ZEMAITISとWHITE FALCONという2つのGuitarを使い分け、最高のLIVEを見せてくれた!
最後は曲順を間違ったということだがw、全然そんなこと感じさせないLIVE!
『まだ終わって欲しくないなぁ』と思っていたら、アンコール代わりに当日出演したVocalも参加のGLORIA!
K1も当然参加するが、なぜか我らが大樹もSTAGEに上がってコーラスしていましたがw
いやあ、宗仁さんのGuitarでSTAGEに立てたK1と大樹が本当にうらやましかったぜw
2人はさらに良い1日になったな!
その後はLIVE HOUSEでの中打ち。
対バンのメンバーと繋がりができたのも、良いPlayをしたから。
さらに場所を移動して出演者だけの打ち上げ。
そのことも色々伝えたいことはあるが、あくまで宗仁さんのプライベートな時間なので、俺の心の中に留めておこう。
1つ言えるのは、本当に色々勉強になる話を聞かせてもらったし、メッチャ格好良いイケメンで優しくて、一生懸命色々話される方で・・・
とにかく紳士!←PART2
今回1つだけ残念なのは(あ、俺のアコギが残念なのは除いてw)、俺らのPlayを恐らく宗仁さんに聴いてもらうことができなかったことかなぁ?
タイミングが悪くて、リハも本番も恐らく聴いてもらってないと思うんだよな。
ま、宗仁さんのメンバーの方々に聴いてもらったから良しとしよう!
今度は、宗仁さんの横でBASS弾きてえなぁ!
GLORIAだけでいいから、ぜひ弾かせてください!!!w
最後に、
誘ってくれたOKBさん
本当にありがとう!
自らSTAGEに立つ日でもあったにも関わらず、俺からの色々な質問や要望にも対応してもらって。
この感謝は次回の俺たちのLIVEと、カウントダウンの時のように磯丸水産でいいっすか!?