縦2つの写真は3,776m地点から火口を撮ったもの。お鉢巡りは通常1時間半かけて時計回りに進むとのこと。連れは休むとのことで、山小屋で待機。俺の場合は辛かったらすぐに帰れるとも考え、とりあえず剣が峰:3,776m地点に行くことが最大の目標だったので、反時計回りに進む。
河口湖口の頂上付近から歩き始めるとすぐに下り坂になる。
走ったね!元気があり余っている状態(笑)
それから、だらだら登り。
今までずっと登ってきたからけっこう余裕ではあるけど、やはりちょっと辛い。
道はずっと砂利と石の混ざった感じ。
ほぼ9合目付近の状態。
この日は風があまり無かったので、お鉢巡りも本当楽!
マジでラッキーだった!頂上まで来ても風が強くてお鉢巡りできない場合もあるし、無理してお鉢巡りすると強風にあおられ火口などに転落、死亡している人もいる。
登りを2度こなし、やっとの想いで剣が峰到着!
直前には道に万年雪があり、実際に触った!
この日の天気の良さも手伝って、雪も溶けていた。温暖化の影響か?と考えてしまった。
剣が峰につき、展望台に登る。
そこで撮ったのが影富士。
展望台は本当小さく、登る時のはしごも狭いので、要注意!
3,776m地点ではもっとゆっくりしても良かったかも?(笑)
ただ、お鉢巡りを早くやって、待っている2人をビビらせてやろうと必死だったので、ゆっくりしなかった(笑)
写真を撮る順番待ちをしている時に、後ろの男の人と写真を撮り合う約束をする。
彼も1人。
俺が先に撮ってもらい、デジカメで2枚、携帯で1枚。
電池がなくなりかけているので、けっこう焦っていた。
ちなみに電池は4本持っていった。
2本で1セット。
デジカメなどにもよるだろうが、4セットは持っていった方がいい。
1セットは8合目辺りでなくなり、2セット目も剣が峰で危なかったから。
撮ってもらった人のカメラを手渡され、今度は俺が撮る。
細心の注意を払い、最高の1枚を撮れるようにシャッターを押す。
「もう1枚今度は横に撮ります?」と俺。「お願いします」と彼。
もう1度シャッターを押す。
そして、さらに「もう1枚撮っておきましょうか?」と俺。
「お願いします」と彼。
ここでの写真が万が一失敗していると、撮り直しに来るの大変だからね(笑)
あの人に撮ってもらった写真が剣が峰でのワンショット。
本当にありがとうございました!
俺が撮った彼の写真も最高に良い写真になってくれていると嬉しい。
日本最高地点を体験し、『どう戻ろうか?』と考える。
こんな天気のいい日もないし、また登るか分からないので、お鉢巡りを決定。
坂を下り始める。
帰ってから分かったが、あの坂が有名な”馬の背”という奴らしい。
滑ってなかなか降りられない人を尻目に、これまた走り降りる(笑)
本当SKIやっていて良かった(笑)
逆に登っている人はきつそうだった。
とにもかくにも難所。
良く来る人は”馬の背を登らないと富士登山をした気がしない”という気持ちになるらしい。
その気持ちを味わいたい人は時計回りにお鉢巡りをするように。
そして、連れがいつも登ってくる富士宮口に到着。
ここには浅間大社奥宮がある。
ここでトイレへ。
他の荷物は連れに預けてお鉢巡りに出発していたが、一応何かのために1,000円札だけ持って出てきたのが正解!
このトイレは係員がいて、トイレ入る時に必ずチップを払わされる。
ここは男女別のトイレだった。
ちなみに俺は1,000円札を渡し、両替を頼んで、戻ってきた小銭から100円を入れようとしたら「もう、もらっています!」と。
で、小銭を見たら800円!
俺は今まで通り100円を入れようとしたら、しっかり200円取られていた(笑)
富士宮口は河口湖口の頂上より少し寂れていて、山小屋の数も少ない。
さらに進み、御殿場口の頂上。
ここには鳥居しかなく、本当何もない。
まぁ、富士宮口のすぐそばだから、富士宮口に行きなさいということだろう。
御殿場口からはちょっと登り、また下り、最後にまた登り河口湖口へ。
大日岳という後で知った場所を通り、待たせてあった2人の元へ到着。
お鉢巡りもやはり登山だね。
帰ってからネットで見たサイトでも書いてあったが、”頂上だと思って呑気に行く人が多い”と。
でも、実際はかなり滑りやすかったり、俺は経験しなかったが、強風の時は本当危険らしいので、お鉢巡りをする人は気をつけた方がいい。
50分でお鉢巡りを終了したが、このことが俺にとっては下山が辛くなることになる原因とは思わなかった(笑) |